ビリヤード全日本王者からIT教育の世界へ。教育と採用をつなぐ挑戦

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会社名株式会社グリーンウォーターズ
代表者水下 広之(代表取締役CEO)
事業内容教育プラットフォーム事業「GSchool」
キャリアプラットフォーム事業「GWork」
IT・AX人材育成/組織開発支援事業
設立2015年
従業員数正社員12名(業務委託含め約20名)
所在地東京都千代田区麹町六丁目6番2号
番町麹町ビルディング5F
URL株式会社グリーンウォーターズ

株式会社グリーンウォーターズは、教育プラットフォーム「GSchool」とキャリア支援を掛け合わせ、IT教育から採用までを一気通貫で支援する事業を展開しています。
代表取締役CEOの水下広之氏は、ビリヤードのプロ選手として活動したのちにITエンジニアへ転身した異色の経歴の持ち主です。
今回は、その原点と採用・育成への考え方について伺いました。

目次

ビリヤード全日本王者が、ITエンジニアへ転身した理由

水下氏は21歳でビリヤードのプロ選手としての活動を始め、10年以上にわたってプロ選手として活躍しました。
25歳のときにIT企業に入社し、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせています。

プロ選手時代からブログの運営やプログラム制作を自分で行っていたことが、エンジニアという新しい道へ踏み出すきっかけの一つになりました。

のぞクマくん
ビリヤードのプロ選手から、なぜITエンジニアの道に進もうと思われたんですか?

水下さん
自分の将来設計として、ビリヤードのプロ選手だけでずっと食べていくということはあまり考えていなくて。何かしら手に職をつけたいっていうところがあって、ずっと思ってはいたんですけど、レッスンを受けてもらっていた会社の社長さんに誘ってもらったんですね。うちで興味あったらやってみないかっていうことでお声かけいただきました。

のぞクマくん
未経験からの転身、25歳で決断されたのはすごいですね。

水下さん
プロ選手としてブログを運営していた頃から、自分でプログラムを書いて動きをつけたりというのは結構やっていたので、それも何かの縁なのかなと思っています。

その後、在籍していたIT企業の経営が立ち行かなくなったタイミングで、水下氏自身が起業を決意します。
32歳のときのことでした。
ビリヤードのプロ選手からエンジニア、そして経営者へ。
異色のキャリアが、現在の事業の土台になっています。

教育とキャリアを一気通貫でつなぐ「GSchool」

グリーンウォーターズは、IT教育プラットフォーム「GSchool」とキャリア支援の仕組みを掛け合わせ、教育から採用までを一つの流れで支援する事業を展開しています。

のぞクマくん
御社の事業内容について教えてください。

水下さん
GSchoolという教育のプラットフォームと、キャリア支援のプラットフォームというものを掛け合わせて、IT教育、今でいうAI教育から採用までを一気通貫で実現するプラットフォームを運営しております。

創業から12期目を迎え、事業の軸は緩やかな成長を重ねてきました。
現在は、これまで培ってきたビジョンとプロダクトをもとに、人材への投資を強めているフェーズにあるといいます。

採用で最も重視するのは「向上心」

同社が採用で最も重視しているのは、スキルや学歴ではなく「向上心」です。
学習習慣を持ち続けられるかどうかを、面接の対話を通じて見極めています。

のぞクマくん
採用で一番大切にしている基準を教えてください。

水下さん
カルチャーフィットと連動するかもしれないんですけど、うちは教育の会社なので、向上心をすごく大事にしていますね。もちろん人柄とか挙げたらきりがないんですけど、一番大事なものとしてはそこを重視しています。

のぞクマくん
なるほど、学歴よりも学習習慣そのものを見ているんですね。

水下さん
今は学歴社会じゃないっていう意見もあるものの、いい大学に行っている人はその大学自体に価値があるというより、学習習慣をちゃんと身につけていることに価値があると私は思っているので、そこをすごく重視しています。

面接では、一つの質問に対して4〜5回ほど深掘りを重ねながら、相手の資質を見極めているといいます。
一方で、入社後の待遇面から質問に入る候補者は、その時点で選考が進みにくくなるとのことです。

フレックスとOJTで支える、無理のない成長環境

同社の働き方は週4出社・週1リモートを基本とし、コアタイムのないフレックス制を採用しています。
子育て中の社員が9時出社を選ぶなど、各自の事情に応じた柔軟な運用がなされています。

のぞクマくん
新しく入った方はどのように育てているんですか?

水下さん
最初はすごく負荷がかかるんじゃないかなと思っていて、そのケアはやっぱりしてあげないとなと思っています。ただ、そこを乗り越えてもらって大きく成長できるんじゃないかなとも思っているので、このバランスはすごく大事にしてあげたいなと思っています。

事業側の技術職に対しては、ITプログラムなどを学ぶための研修期間を設けています。
負荷をかけすぎないことと、成長機会を与えることのバランスを大事にしているのが同社の育成方針です。

なお、水下氏自身がビリヤード出身であることから、社内には有志のビリヤード部があり、企業対抗戦への出場実績もあるといいます。
ユニークな社風の一端がうかがえるエピソードです。

人数ではなく「広げたい世界観」で描く未来

水下氏は、組織の未来像について「何人にする」という数値目標よりも、自分たちが実現したい世界観をどう広げていくかを軸に考えているといいます。

のぞクマくん
3年後、5年後、どんな組織にしていきたいですか?

水下さん
何人とかっていうことはあまり考えていなくて。今の自分が考えている世界をどういう風に広めていくか、というところで、それに必要な人数がその時々にいるだろうと思っています。

のぞクマくん
数字ありきではなく、世界観を先に描いているんですね。

水下さん
今関わりを持っているユーザーさんたちに、さらなるサービスが提供できればという風に考えています。

事業運営の実務も少しずつメンバーに任せられるようになり、水下氏自身は経営者にしかできない仕事に時間を使いたいと語ります。
全体の方向性を考え、世界観をどう具現化していくかを考えることに時間を使いたいというのが、水下氏の現在地です。

編集部まとめ

今回の取材で印象的だったのは、水下氏が「向上心」という一つの軸を、採用・育成・組織づくりのすべてに一貫して通していることでした。ビリヤードのプロ選手という異色の経歴からエンジニア、経営者へと歩んできた道のりそのものが、その哲学を体現しているようにも感じました。

  1. 株式会社グリーンウォーターズは、教育とキャリア支援を一気通貫でつなぐ「GSchool」を主軸に事業を展開している。
  2. 水下広之氏は、採用において学歴やスキルよりも「向上心」と学習習慣を最も重視している。
  3. 同社は週4出社・週1リモート、コアタイムなしのフレックス制を採用し、無理のない成長環境を整えている。
  4. 水下氏は、人数などの数値目標よりも「広げたい世界観」を軸に組織の未来を描いている。
  5. 水下氏は経営者にしかできない意思決定に時間を使うため、現場業務を少しずつメンバーに委譲している。

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