挑戦を否定しない文化が、成長スピードを加速させる

  • URLをコピーしました!
会社名Technogram株式会社
代表者大沢 勝也(代表取締役CEO)
事業内容AIO×SEO・広告運用・Web解析・Web制作を一気通貫で提供するデジタルマーケティング支援
設立2015年
従業員数9名
所在地東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング
URLtechnogram.co.jp

Technogram株式会社は、AIO×SEOから広告運用・Web制作までを一気通貫で支援するデジタルマーケティング企業である。代表取締役の大沢勝也氏は、アパレル業界での経験を経て2015年に同社を設立。「挑戦を否定しない文化」を軸に、少数精鋭ながら今まで300社以上の支援実績を築いてきた。今回は、大沢氏の創業背景から採用・育成の考え方、そして目指す組織像について話を聞いた。

目次

アパレルからデジタルマーケへ——20代で見つけた「自分の道」

大沢氏のキャリアは、デジタルマーケティングとは無縁の場所から始まった。就職氷河期のさなか、「好きなことに挑戦しよう」と外資系ラグジュアリーブランドに新卒入社したことが、すべての原点である。

のぞクマくん
大沢さんは最初からデジタルマーケティングの世界にいたわけではないんですね。どんな経緯で今の事業に至ったんですか?
大沢さん
大学を卒業したのが2010年で、ちょうどリーマンショックの直後なんですよね。大学3年の秋、就活が始まるタイミングでリーマンショックが来て、就職氷河期の再来みたいな状況でした。行きたい会社にはなかなか入れない。だったら「好きなことをやろう」って切り替えて、もともと洋服が好きだったので、外資系ラグジュアリーブランドに新卒で入りました。
のぞクマくん
そこからアパレルのリユース事業に転職されたんですね。かなり早い決断ですよね
大沢さん
実際に働く中で、アパレル業界で収益を上げていくことの厳しさや、業界構造そのものの難しさを身をもって感じました。半年で転職を決意して、次に選んだのがアパレル系のリユース事業です。小規模な会社だったこともあり、入社後すぐに店舗マネジメントを任せていただきました

リユース企業では、SNSを活用した集客やECサイト運営など、デジタルマーケティングの原体験を積んだ。店舗運営から人材マネジメント、組織づくりまで幅広く経験し、全体責任者としても活躍。20代前半で現場と経営の両面を経験したことが、起業への確信につながった。

大沢さん
20代前半のうちに、現場と経営の両面を見ながら、多くの経営者の方とも接することができたことで、「自分でも挑戦してみたい」という思いが明確になり、現在の事業につながっています

専門用語を振りかざさない”伴走力”が強み

起業後、大沢氏はデジタルマーケティングの体系的な知識の習得に注力した。現場の感覚を、再現性のある提案に落とし込むためだ。ナショナルクライアントの支援にも早期から携わり、成功と失敗の両面を徹底的に分析してきた経験が、現在の事業の土台になっている。

のぞクマくん
多くの企業を支援してきた中で、Technogramならではの強みはどこにあると感じていますか?
大沢さん
実店舗を経営されている方やメーカーをはじめ、多くの企業が「デジタルマーケティングをやる必要性は感じているものの、何から始めればいいかわからない」という状態にあるんです。だからこそ、専門用語を振りかざすのではなく、わからない方にも伝わる言葉で丁寧に伴走し、同じ目標に向かって一緒に進めるチームをつくることに、私たちの価値があると考えています
のぞクマくん
「伴走力」という言葉がすごくしっくりきますね。専門知識がある会社は多いけど、”伝え方”まで大切にしている会社は意外と少ない気がします
大沢さん
この”伴走力”は、当社がこの業界で生き残り、選ばれていくための大きな強みだと感じています

Technogram株式会社は、11年間の顧客継続率85%という数字が示すとおり、クライアントとの長期的な信頼関係を築くことに成功している。その根底にあるのが、専門性と伝わりやすさを両立させる姿勢だ。

採用で最も大切にしているのは「人柄」

Technogram株式会社の採用基準は明快だ。スキルや経験よりも、素直さ・信念・自走力という「人柄」を最も重視している。

のぞクマくん
採用で一番大切にしていることは何ですか?
大沢さん
採用において当社が最も大切にしているのは、「人柄」です。特に、素直さ、信念、自走力を持っているかどうかを重視しています
のぞクマくん
中小企業だと、大手と比べて採用面で苦戦することもあると思いますが、そのあたりはいかがですか?
大沢さん
中小企業である以上、給与やブランド力の面で大手企業と真正面から競争するのは難しい場面もあります。一方で、小さな会社だからこそ、一人ひとりに与えられる裁量は大きく、自分次第で仕事の幅も責任範囲も広げていける環境があります

大沢氏は「否定から入るのではなく、一度受け止め、自分なりに咀嚼して形にしていける方がフィットする」と語る。面接でも知識・経験以上に、周囲の意見を柔軟に受け止めながら自ら学べるかどうかを見ているという。

採用フローは書類選考→カジュアル面談→最終面接と段階を分けて進める。少人数の組織だからこそ、候補者との相互理解を丁寧に深めることを大切にしている。

のぞクマくん
採用で苦労した経験はありますか?
大沢さん
採用については、正直なところ、難しさを強く感じ続けています。4年ほど前から、3名規模の体制から10名規模へと少しずつ組織を広げていくフェーズに入りましたが、人を増やしていく中で、定着の難しさを実感しています
のぞクマくん
その経験が、今の丁寧な採用プロセスにつながっているんですね

失敗しても「挑戦したこと自体に価値がある」

Technogram株式会社の育成は、早期に実務の最前線に入ってもらうスタイルが特徴だ。定期的な1on1を軸に、先輩や代表自身が伴走しながら実践の中で学ぶ環境を整えている。

のぞクマくん
育成の方針について教えてください。いわゆるマニュアル型の研修制度があるんですか?
大沢さん
いわゆる型通りのOJT制度を強く敷いているわけではなく、当社では先輩や私自身が伴走しながら、できるだけ早い段階で実務の最前線に入ってもらうスタイルを取っています。実際の現場で感じ、考え、失敗しながら学ぶことを大切にしています
のぞクマくん
「挑戦できる環境」って、言葉では簡単ですけど、実際に整えるのは難しいですよね
大沢さん
育成において譲れないのは、「社内で何にでもチャレンジできる状態をつくること」です。やりたいことがあるのに挑戦できない、という環境にはしたくないと考えています。失敗したとしても、「挑戦したこと自体に価値がある」と捉え、周囲がそれを前向きに受け止める文化を大切にしています

自発的に動ける雰囲気づくりと心理的安全性の確保は、大沢氏が日々意識しているポイントだ。働き方もリモート推奨型で、月曜・木曜の出社日以外はリモート勤務が中心。子どもの急な体調不良にも柔軟に対応するなど、相談ベースで調整しやすい環境を整えている。

さらに、書籍購入補助やオンライン学習費用の会社負担など、学ぶ意欲を持つ社員への投資も惜しまない。

大沢さん
自ら学び、成長しようとする人材にとって、インプットの環境を整えることは会社の責任だと考えています

急拡大より、一人ひとりにコミットする組織へ

大沢氏が3年後に目指すのは、急拡大ではなく、着実に成長し続ける組織だ。入社した一人ひとりが成長し、活躍できる環境づくりを最優先に考えている。

のぞクマくん
3年後、どんな組織になっていたいですか?
大沢さん
3年後も、売上を含めて着実に成長し続けている会社でありたいと考えています。急拡大を目指すというよりも、少しずつでも確実に伸びている状態をつくることが理想です
のぞクマくん
「人数を増やすこと」がゴールではない、というのは大沢さんらしい考え方ですね
大沢さん
人数を増やすこと自体が目的ではなく、入ってきた方が成長し、活躍できる組織であることを重視しています

最後に、大沢氏は求職者に向けてこう語った。

大沢さん
素直に学び、あらゆることを吸収しながら、小さな会社を自分の力で押し上げていきたいという気持ちがある方であれば、当社はとても面白い環境だと思います。スピード感のある環境の中で、自分の動きが売上や会社の成長に直結していく実感を持てることは、大企業ではなかなか得がたい経験です

編集部まとめ

今回の取材で印象的だったのは、大沢氏が終始「人」を軸に語っていたことだ。

デジタルマーケティングという専門性の高い業界にいながら、クライアントにも社員にも「伝わる言葉で寄り添う」姿勢が、Technogram株式会社の根幹を成している。

  1. Technogram株式会社は、AIO×SEOから広告運用・Web制作までを一気通貫で支援するデジタルマーケティング企業である
  2. 大沢勝也氏はアパレル業界での現場経験を経て、「伴走力」を強みとした事業を2015年に創業した
  3. 採用ではスキルよりも「素直さ・信念・自走力」という人柄を最重視している
  4. 育成では挑戦を否定しない文化と心理的安全性を大切にし、早期から実務の最前線で学ぶ環境を整えている
  5. 急拡大ではなく、一人ひとりが成長・活躍できる組織を目指している

あなたの経営も、記事にしませんか?

掲載無料。話すだけで、御社の魅力が記事になる。

👉 掲載希望はこちら →

  • URLをコピーしました!
目次